早いもので年が明けてからあっという間にひと月が過ぎ、本日2月4日は立春でした。新年のご挨拶もしないままにブログの更新も滞っておりました…。今更ですが本年もどうぞよろしくお願いいたします。
ありがたいことに昨年末から動画の案件が増えて忙しくさせていただいているのですが、そんな中miyohは現在ちょっと変わったお仕事を進めております。
ある専門誌に連載記事を書いているクライアントさんから、もうすぐ連載が終わるので今までの記事をまとめて小冊子を作りたいということでご相談を受けたのです。
自費で小ロットの出版なのでオンデマンド印刷のネット注文なのですが、編集から発注代行までまるっと担当させていただいています。
Wordでの文章作成は一通りできるのですが、原稿データは残っていないということなので(記事をスキャンしてテキストに起こし縦書きに直す)→(二段組みで要所要所に画像を挿入する)というワンランク上の編集。
今回その中で初めてWordの奥深い領域に足を踏み入れた感があった(大げさ?)ので、覚えたことを書いておこうと思います。
縦書きでまずぶつかるのが『数字やアルファベットが縦にならない』問題。
「Word」や「2月4日」などは全角に変換すると一発で縦書き表記になります。
ただ「10月10日」など2桁の場合はそのやり方だと下のようになってしまいます。
その場合は『縦中横』というのを使います。
この辺までは知っていたのですが、縦中横にした後、今度は下のように数字の前後に余白ができてしまいます。
これが一般的な文字間の調整では詰められないのです。
そこで調べたところ「こんな裏技が…!」と驚くやり方で調整できることがわかりました。(大げさ??)
まず縦中横にした箇所以外にカーソルを移しctl + f9を押す
すると{}に似た記号が表われます。中括弧に似た記号であって中括弧ではないそうです。
この中にEQ \d \fo-9()というコードを入れすべてを選択→コピー、縦中横にした数字の前後に貼り付ける。
これがalt + f9を押すと…
何ということでしょう!コードは消えて余白が詰まっているではありませんか。
再びalt+f9を押すとまたコードが表われます。最後の9という数値を上げると余白が狭く下げると広くなります。
何か秘密の扉を開く呪文を教わったようでちょっとワクワクしてしまいました。
『フィールドコード』というのだそうです。
文字揃えに関してはまだまだやることが沢山あるのですが、一つ前進!ということで…
引き続きがんばるぞー!!
参考にした記事 ↓↓